『Stellaris』や『Crusader Kings 3』を手掛けたパラドックス・インタラクティブが、来週「野心的」な新作を公開予定だ。詳細は伏せられているが、開発元は「ローマ帝国から宇宙まで」にわたる25年間のストラテジーゲーム開発の歴史に触れ、「ジャンルの次なる大作」と暗示した。
「プロジェクト・シーザー」の謎
コードネーム「Caesar」として知られるこのプロジェクトは、パラドックスのティント・トークス開発ダイアリーで公然と議論されてきた。スタジオはこれらのフォーラムを通じて、ゲームプレイメカニクス、コアシステム、歴史考証についてコミュニティフィードバックを収集。「ついに世界にシーザーを披露するときが来た」と発表した。
最近のティント・トークス(バルセロナ拠点のStudio Tinto主催)では、プロテスタントの宗教メカニクスや西ヨーロッパキリスト教宗派間の「宗教戦争」について、「超極秘」プロジェクト・シーザー内で言及があった。
ユーロパ・ユニバーサリス繋がり?
発表が『Europa Universalis』のYouTubeチャンネルで初公開されるとの情報を受け、同シリーズの新作ではないかとの憶測が浮上。確証はないものの、多くのファンがヒントを指摘している。
「開発ダイアリーでEU5とは呼んでないが、ティーザーの全てが強く示唆している」とRedditユーザーがコメント。別のユーザーは発表チャンネルに関する憶測に「最初からヒントはあったんだな」と返信した。
「ティント・トークスのスレッドで1年以上公然の秘密だった」と別のフォーラムユーザーが指摘。
真相を知るため、パラドックスは2025年5月8日午前9時(PDT)/午後5時(英国時間)の公開を視聴するようファンに呼びかけ、「グランドストラテジーの新時代」を約束している。
IGNは以前『Europa Universalis IV』に8.9/10点を付け「複雑さを犠牲にせずストラテジーシリーズに柔軟性をもたらした」と評価した。