『サクセッション』出身のキエラン・カルキンが、ライオンズゲートの新作『ハンガー・ゲームズ』前日譚『The Hunger Games: Sunrise on the Reaping(原題)』で若き日のシーザー・フリッカーマン役に正式決定し、数ヶ月にわたるファンの憶測に終止符を打ちました。
ライオンズゲートはX(旧Twitter)でこの発表を行い、2026年公開の映画でパネムの派手なゲームショー司会者としてカルキンが起用されることを確認。今年初めに噂が浮上して以来、フリッカーマン役を誰が演じるかという謎はファンの関心を集めていました。正式発表を受け、『ハンガー・ゲームズ』シリーズ最新作への期待が高まっています。
『Sunrise on the Reaping』は2023年公開の『The Ballad of Songbirds and Snakes(原題)』の後、ジェニファー・ローレンス演じるカトニス・エヴァディーンが競技場に登場する数十年前を描く前日譚です。カルキンは、2015年に完結したオリジナルシリーズで象徴的なフリッカーマン役を演じたスタンリー・トゥッチから役を引き継ぎます。
シーザー・フリッカーマン。
『ハンガー・ゲームズ:Sunrise on the Reaping』2026年11月20日全国公開。pic.twitter.com/hggGysk4Nd
— The Hunger Games (@TheHungerGames) 2025年5月21日
ライオンズゲート映画部門共同代表のエリン・ウェスターマンは「キエランが放つ圧倒的なスクリーン・プレゼンスと天性のカリスマは、パネムの残忍な娯楽を司る不気味ながら魅力的な司会者シーザー・フリッカーマンに最適です。スタンリー・トゥッチが忘れがたいキャラクターを確立しましたが、キエランは間違いなく独自の解釈を加えるでしょう」とコメント。
カルキンは近年、『サクセッション』のローマン・ロイ役で絶賛され、BAFTA/ゴールデングローブ/アカデミー賞受賞作『A Real Pain(原題)』で演技的な深みを証明。90年代の『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』『ホームアローン』では兄マコーレー・カルキンと共演したことでも知られます。
『ハンガー・ゲームズ:Sunrise on the Reaping』は2026年11月20日公開。スザンヌ・コリンズの小説を映画化した本作には、ラルフ・ファインズ(スノー大統領)、エル・ファニング(エフィー・トリンケット)、ジェシー・プレモンス(プルターチ・ヘブンズビー)、ジョセフ・ザダ(ヘイミッチ・アバナシー)ら豪華キャストが集結します。